1997/06/06-08 青森県は十二湖遠征

あんまり鳥に関係ない旅行日記みたいになっちゃいました。 (^_^;


6/5(木)

仕事は15:00であがって帰宅<フレックスがマイナスに転落した(^_^;; 全然準備 して いなくてパッキングやら入浴やら、約束の21:30ぎりぎりでやっと準備完了。 レガシィ セダンには4人分の荷物は入りきらず、ルーフキャリアを久しぶりに使うはめ になった。

仙台発は結局22:00近くに。出発時3人だが途中伊豆沼で1人ひろって、あとは 交代で十二湖目指してひた走る。 東北道->十和田IC->大館->能代->岩崎村十二湖へ。


コンテナ乗せたレガシィ。そろそろ10万Kmに達するかという愛車です。酷使し すぎてけっこうボロボロかも...


6/6(金)

早朝4:30十二湖到着。途中天気の心配はしていなかったが、あと10分で着く、 というところから、ついにぽつぽつと降り始め、しょっぱなの鳥見は傘を さして、という状況に...(+_+)

移動でつかれきったので、数時間雨の中、車中で仮眠をとる。

昼前、関東からはるばるやってきた列車組2名を十二湖駅で拾い、海辺へ出て 磯遊び。私は給油を忘れてガス欠寸前のレガシィの給油と食料買い出しで、 ちょっと岩崎の町中へ....磯に戻って爆睡してしまった。 ちなみに、この磯「ガンガラ穴」とか「像岩」とか地図に載っている場所で すが、プロミナで高いところから一生懸命探すとクロサギなどの姿が見られ ることがあります。(今年はいなかった、というか丹念に探さなかった)

夕方、まだ眠くて死んでる面子を残して、十二湖をひとまわりする。(沼が いっぱい集まって十二湖だから沼めぐりかな?) 夕方、観光客があらかた帰っ た 十二湖はひっそりしていて、すばらしい! 日没まぎわは昼間はあまり聞くこと ができないアカショウビンの声も聞くことができる。(この時、運良く間近に 姿も見ることができた) 十二湖では初めてクマタカに遭遇したが、カケスに追 われてなんだか迷惑そうにしていた。

天気は回復して晴れてきたようだ。夜、夕食は種類はごちゃごちゃの業務用 レトルトカレーパックやら餃子やら、やきとりやらのむちゃくちゃメニュー とビール。満天の星が空に広がって、明日から本格的に天候回復か!と 思われたが......

この夜、深夜に地元青森から2名到着で、メンバー全員8名がそろう。


王池。この池の前には駐車場があるし、一回りして戻ってくるのにちょうど良 い場所です。早朝に待っていれば、ヤマセミなどに逢えることもあるかも。


夕食のレトルトカレー各種。「うーむ、レトルトあなどりがたし」というおい しさに皆びっくり。


餃子。年代ものの万能なべの蓋をフライパンがわりに使用。


6/7(土)

未明からすさまじい雨音で目が覚めた。なんと豪雨! それでも4時頃になると 豪雨から普通の本降りくらい(^^;)になり、鳥のコーラスがすごい。雨にめげ ずに起きだしたが、誰も起きてこないようで、1人で1時間ほど歩く。

でも、松のてっぺんで鳴いているアカショウビン、というめずらしい光景を見 てしまった。(でも見てたのは、雨宿りしていた公衆トイレの軒下から、だった りする)

雨のはげしさに、野宿を断念してコテージを借りることに予定変更したが、 あんまり立派で驚いてしまった。はっきりいって、これなら普通に住めます。 お値段は6人棟15,000円に8人で入ったので、1人あたりは安い気もしました。 ...でもでもヒーターはともかく、エアコン,TVまではいらないような気も....

すごく寒かったので、ヒーターの世話にはなりました。(^_^)


コテージの中。
こんなりっぱな施設を利用したことがなく、はしゃぐ私達。

今日も磯あそびと温泉。温泉は、近くの不老不死温泉。磯の露天風呂はちょっ とタイミングがあるけど、海に面して気分がいいのでお勧めです。(今年は断念 しましたが....あまりに見晴らしがいいので、ちょっと状況によっては恥ずかしいかも)

夜は、コテージなのをいいことにお好み焼きで宴会。途中犠牲になって飲まな いでいた2人の運転で、磯に夜光虫を見に行く。初めて海蛍を見た。夜光虫とち がって光りっぱなし。色も青い光で水中をくるくる泳ぐとチビUFOのようで感動して しまった。


磯でみつけたウニ。ちょっと裏を見せてもらったところ。
その後は.....食べたりはせずに、また海に帰してあげました。


不老不死温泉の看板。後ろの方に広がる磯に、露天風呂がぽつねんとある。湯 船からの眺めは最高だが、たまにそばでピクニックしてたり、露天の横で磯釣り してたりするので、ちょっと気合いがいるかもしれません。


お好み焼き。なんとコテージにはホットプレートまであった。で、なかばあき れつつ、ちゃっかり使いました。
自分ででかいお好み焼きを焼いたことがなかった私は、ひっくり返すのに一苦 労..(^_^;


夜、下を見つめながら磯を徘徊するあやしい一団と化した私達。夜光虫や海蛍 さがし中なのですが、周りには夜釣りの人達もいっぱいいたので、何かと思われ たことでしょう。


6/8(日)

今日はもうほとんど移動日であるが、朝に最後の探鳥をする。この日は ピーカンのお天気で、時間がとれないのがちょっと残念。毎年寄る国道わき の店でイカ焼きとごまソフトクリームを食べ、駅に関東組2名を降ろして 解散した。(一番遠出してきた後輩は、昼に出ても帰宅は0:00すぎるだろう とのこと...お疲れさまでした)

帰りも伊豆沼に名降し、仙台着は18:00すぎだったか。インター近くの焼き肉 屋で冷麺を食って帰宅した。

さすがに疲れるが、もう8年くらいはこの季節に十二湖に行っているのでし た。さて、いつまで続くやら。

今年の教訓、衣類は出掛けにチェックしよう!
#マウンテンパーカを忘れて、えらい寒い思いをした。(^_^;;


落口の池にて。
白上の雪解け水が飲める十二湖庵があり、 思わず通るたびにじっくり休憩してしまいます。 ただし、真っ昼間だと茶屋の音楽が少しうるさいかも。


同じく落口の池にて、目を放したずきに昼寝体制に入られてしまった...(^^;


鶏頭場の池。
鳥見にはいちばんお勧めの池です。特に明け方や日暮れ時に、池 のほとりでぼーっと待っていると、アカショウビンやツツドリ、ホトトギス、ア オバト、などの声が聞こえてきます。


青池。
この写真の色で合っています。本当に天然とは思えないくらいのあざや かな青!水も澄んでいて、池の底の倒木や魚が泳いでいるのが見えるほど。この 青が見たくて毎年行ってしまうのかもしれません。


林道にて。
分岐点には、ほとんど道案内と所要時間が出ています。ブナ林の中 の散策路も時間があればぜひ歩きたいところ。トラツグミがひょっこり現れたり します。


帰り道のイカ焼き屋さん。
焼きたてを海辺で食べるのが、帰路の寄り道定番と なりました。今年はゴマソフトクリームというのを売っていましたが、さっぱり していて好きな味でした。 (ごまソフトは、灰色なのでありました!)

行ってみたくなった方、もっと詳しく情報がほしい方へ。野鳥の会の「日本の 探鳥地東日本編」北陵館の「日本列島野鳥maps東北の野鳥」などの書籍に詳しくアクセス方法や見られる鳥などが載っていますので、ご覧になってみて下さい。