蒲生

LastUpdated 1999/04/30



1999/04/11[SU] 曇り

産業道路沿いのHamショップまで、無線免許更新の申請書を購入しに向かうついでにちょっとだけ寄る。今日は寒めのせいか、人はまばらだ。


今日の干潟とカモメ類

まずは、対岸にシギがいるようなので双眼鏡でちらっと見る。お!、なにやらヒレアシシギのような...連れはアカアシヒレアシシギを見たことが無いので、一瞬よろこぶ。しかし、よく見ると腹まで水に浸かって餌を探すツルシギの群であった。

なーんだ、と思っていると、さらに探していた連れが「ヒレアシシギも一羽いるよ!」という。確かに一羽は模様も違うし嘴も短く、スイスイと泳いでいるようだ。プロミナでよーく見ると、嘴は太く短め。どうやらハイイロヒレアシシギのようだ。


これでは、わかりませんねー。(^_^;(こないだのサカツラガンと同レベル?)

ハイイロヒレアシシギというと、以前九州の出水干拓地で弱っている個体を一羽保護したこと経験がある。その時の個体は残念ながら保護の翌日落鳥してしまったそうだが、今回初めて元気な様子を見ることができた。

ほかには、シギチはシロチドリのみ、カモはハシビロガモが多かった。


ユリカモメも夏羽になりかけ。


駐車スペース横には、新しい案内版ができていた。なんときれいな写真付き。以前は注意書きというとオフロード車乗り入れ禁止だったが、このボードには、サーファーの皆さんは浜に向かう時には干潟を歩いて横断しないで...うんぬんとか、最近の事情に合わせた注意事項なども書いてあった。写真は、左からシギチ類、コアジサシ、コクガン。右の2種類は残念ながら姿は見られるものの、数が激減してきている。

正味30分ほどで、蒲生を後にする。しかし、ずいぶんと得した気がした寄り道であった。